外国語に特化した小中一環カリキュラムで様々な課題に主体的に取り組み、解決に導く実践力を身につけます。
2017年度から、「中学校IECコース」を新設しました。
このコースは、10年先の未来を見越し、世界を舞台に活躍する人材の育成を目標としています。これからの社会で必要とされる、「世界で通用するコミュニケーション力」「情報を適切に処理する能力」そして、「誰もが正解が分からない世界で、みんなが少しずつ考えや知恵を持ち寄って、よりよい答えを求める力」を身につけます。
中学生としての必要な学力をしっかりとつけながら特別なカリキュラムを進めるコースです。
1.生徒主体で課題に関わる「教科融合型探求授業」を導入
2.世界を舞台に活躍できる英語力を身につける
3.法定時数を上回る授業時間で基礎学力を徹底的に身につける
グローバルアウェネス(GA)
Global Awareness は、世界を意識するという意味。
「世界規模の課題」について、ICTと英語を使い、自分たちで考え解決し、まとめていく授業です。
GAの四つの特徴
①世界的規模、世界に繋がっていくテーマ学習!
生徒自らが世界と関わる問題に興味をもち、意義を見出し、問題を発見し、理解を深め、地球の一員として、よりよい世界にするための解決策を見つけていきます。
②教育融合型探求授業
生徒が主役となる探求型の授業を実施します。
言語的要素・社会理科要素・数学的要素・芸術(美術音楽的要素)を絡み合わせながら,個人を社会,日本,世界,地球へと結びつけ,自己の生き方を考えていきます!
中学3年間とも同じフレームワークで進みます。
③英語をツールとして学ぶ!
生徒たちは「英語の資料」を読み進め、自分たちの考えを英語でまとめます。
最終的に行うプレゼンテーションも英語で行います。
外国人教師を主とし、日本人教師とのTTで行います。
④ICT教育ー情報(Information)や通信(Communication)に
関する技術(Technology)ーを活用した授業展開が基本
生徒は1人1台のコンピュータをもちながら学習します。
調べ学習、プレゼンテーションは、全てコンピュータを使います。
●文法項目,長文読解などの技術は,主に日本人教師が日本語も使って担当(5時間)。 文科省のテキスト以外にも、2冊のテキストを使用し授業を進めていきます。
● native speakerの教師と日本人の教師がTTとなり週1時間担当、英語を使ってのコミュニケーション力を総合的に伸ばします。
● 「読む力」をつけるために、一人一人が「FITZROY READERS」などの「Reading Book」に取り組みます。個人のレベルに合わせ、ステップアップ形式になっています。
● 実用英語技能検定に加え、「TOEFL Junior 」「GTEC」を受験し、英語力を試します。
実用英語技能検定については、卒業時には、全員が準2級、2級合格水準に達することを目標としています。
● 国語や数学も文科省より多くの授業時数を設定!
● 国語では「論理エンジン」の授業を取り入れ、読解力・文章力をしっかりとつける!
● ネイティブの講師から授業を受けます。
● 中国語導入をした理由は次の4つの観点からです。
① 母国語以外の言語にふれることにより、多文化に対する見識と理解の心を養うとともに、自分とは異なる視点の存在に対する気づきを促す。
② 中国は過去も現在も、そして今後も日本と密接な関連がある国であること。
③ 中国語は、日本語、英語どちらとも共通点があること。
④ 将来、中国語が分かる人材のニーズがあること。
〜探求クラブで「探求する力」をさらに強化!〜
週2回、基本的に「探求クラブ」で行う課外授業を受けることになります。
● 「GA」では英語で探求を行いますが、このクラブでは「日本語」で探求を行います。
● 「教育と探求社」が提供する「クエストエデュケーション」のカリキュラムの「企業探求コース」を学びます。
クエストエデュケーションは、現実社会と連弩しながら「生きる力」を育むプログラムです。
実在の企業からの「ミッション」が教材です。
調査や企画、プレゼンテーションなどの企業活動の実務に、チームで取り組みながら、働くことの意義や経済活動についても学びます。